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いつもの美容室で、美容師さんに髪を切って貰いながらお喋りをするのは、月に一度の大切な楽しみの時間です。
今日は、彼女からとても良い情報を得ました。
以前、私のブログでフランクルのことを知った彼女は、「夜と霧」や「それでも人生にイエスと言う」といったフランクルの著作を手に入れて読んだそうです。
知らずにいた歴史の側面を知ったという彼女は、日々当たり前のように、感謝もなく過ぎる毎日の「有難さ」に気付かされたと同時に、当時の被害者が立場を変えて演じている現在の中東情勢に、「なぜ人は、学ぶことが出来ないのでしょうね…」とため息混じりに話していました。
「人間はパンツを履いた猿だって言った学者がいたけど、本当にそうよね…」と私も苦笑いして応じました。
あれほどの体験と悲劇を経験して、なお悟ることができない人間だからこそ、キリストも、人は生まれながらに人であること故に原罪を負うのだと、言ったのかもしれません…。
そんな彼女が、今日から恵比寿のガーデンプレイスシネマで上映される「関心領域」という映画について教えてくれました。
アウシュビッツ収容所の隣に住む、収容所所長のルドルフ・ヘスとその家族の、どこにでもある穏やかで幸せな生活と、壁一つ隔てた収容所の中で繰り返される阿鼻叫喚…。
この二つを隔てた違いは何か…。そしてヘスやその家族と、私たちとの間に何か違いはあるのか…?
と言った、大変重いテーマの映画です。
私も、上映中に見ようと思いました。
しかし、意識の高い彼女に感心しましたよ。
だって私ったら、つい最近amazonプライムで「翔んで埼玉〜琵琶湖から愛を込めて〜」なんてお笑い映画を見たばかりなんですから…💦