昨日、どこにも出かけなかったので、今日は歩いて買い物に行こうと思い込んでいました。
食事を終えたら、急いで化粧をして身支度を済ませたんですが…。
そこで、ふと何で出かけなければいけないのか?なんて思ったんですよ…。
私は昔から、タイムパフォーマンスにこだわるところがあったんです。
学生の頃は、出来るだけ短時間でポイントを押さえた勉強をして、後は漫画を読んだりテレビを見たりする時間に振り分けることに充実感を覚えていたんです。
だから、大人になって自分の時間をコントロール出来るようになっても、「沢山のことを、短時間で片付けることが素晴らしい」と思い込む習慣から、離れる事ができない自分を感じていました💦
それって、生活の達人なんかじゃなくって、単に余裕が無いからなんじゃないかなって思ったんです。
毎日テキパキと、沢山の用事を片付けることは、ある意味、自分に合格点を上げられて満足する行為ではありますよね。
実際、1日に沢山の用事を片付けた日などは、なんて充実した日だと良い気分になっていたんですよ…。
でもね…、年齢が上がっていけば、そうそうテキパキと動けなくなるんじゃないかな…と思ったんです。
実際、老眼鏡をかけて見たら、綺麗に掃除できていたと思った場所が、意外に汚れているのだと分かったりしてね…💦
いつか、自分の動きに満足できない時が訪れる日のために、自分自身を意味なく追い立てることは止めようと思いました。
次々と仕事をこなす時って、常に先の手順を考えているから、今その時やっていることは上の空だったりしているんですよ。
そのやり方、ちょっと止めてみようかなと思ったんです。
仕事の総量で満足するんじゃなくって、仕事そのものにかける熱量っていうか、集中力にシフトする方向で行こうかな…なんてね。
たかが、買い物に行くか行かないかで、こんな風に「思索」出来るのも、時間に余裕のある老人に与えられた幸福かもしれませんけれどね…。笑