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今の仕事の性質上、色々な親御さんや子供さんの悩みに触れることが多々あります。
多くは勉強が絡んだ悩みではありますが、勉強上の悩みから延長した、子供さんとの関係性の悩みなどに触れることもあるのです。
そんな悩みに触れる時、自分も含めて親という存在の大変さを思い起こすことが、決して少なくはないのですよ。
今の親御さんたちには、最近の世相を反映して(今に始まったことではないのですが…)特に都市圏では受験戦争の過熱情報に触れることが多いと思いますし、SNSの発達が拍車をかけていることも大きな要因であることは明白です。
そんなことから、受験を経験した親御さんはもとより、地方出身の親御さんでも都市部に生活するにつれてその過熱に巻き込まれていくのは仕方ないのではないかなと思います。しかし、それが原因で心を病んだり親子関係が破綻してしまっては元も子もないのではと、心配せざるを得ない例も見られることは事実ではあります…。
でもね、どの親御さんも我が子の将来の幸福を願い、出来る限りの情報を集め、出来る限りの経済面での援助をして戦いに臨んでいるのですよ。
そのために両親とも働いたりして、塾に通わせているというのが現状なのです。これって負担の大きな子供さんは元より、親御さんの努力も生半可なものではないと思います。
しかも親ってそれだけでも大変なことなのに、更に叱ったり力づけたり、飴と鞭を与えたり…と、その努力は非常なものだと思いませんか?その上、めげてしまいそうな自分の心も持ち直しつつですよ…!
私はどうしても、やらされ感のある子供たちの側に立ってしまいがちなんですが、自分が親の立場になったらと思うと、決して親御さんのことを批判は出来ないなと思うんです。
特に6年生のこの時期になった親御さんの心持ちを思うと、心から「頑張って下さい!」とエールを送りたくなります。
親って漢字は、「木」の上に「立」って子供が帰ってくるのを「見」守っている姿を現すというのは、本当のことだなぁと思う今日この頃です。