自立支援施設と軍港クルーズ

考えたこと
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今日は、民生委員の地区外研修という行事に参加して来ました。

この行事は、民生委員が担当地区から出て、地区外の様々な福祉関連施設を訪問して識見を深める、研修という名目で行われている行事ではありますが、目的の大半は、委員相互の親睦を深める点に置かれており、まぁお楽しみ会といった要素の強い小旅行なのです…。

今回は、川崎の更生保護施設を訪れました。

この施設は、引き受け手のない保護観察処分にされた少年や、刑務所からの仮釈放後保護観察に付された人、執行猶予後の保護観察処分とされた人達が、身寄りがないことから再犯を繰り返したり、自死に追い込まれることを防ぎ、自立更生することが出来るように支援する施設ということでした。

このような施設の設立について回る、近隣の反対運動の激しさとか、川崎という土地柄のため仕事には事欠かなくとも、日雇いが大半であり継続雇用に繋がらないといった様々な苦労話を伺った後、施設内を見学して終わりました。

いつだったか、プライムビデオで見た「梅切らぬバカ」という、加賀まりこと塚地武雅が親子役で出ていた自閉症の親子の映画で、精神障害者のグループホームに対する近隣住人の反対運動と重なる思いがしましたね…。

ゴミ焼却場とか火葬場に対する反対運動と感情的な根元は同じだと思います。

元施設長の方がおっしゃるように、NIMBY(not in my backyard)ってことなんですよね…。

明日見ることにしていた「関心領域」のテーマとも重なりました。

とは言え現実の私は、聞こえにくい元所長の長広舌に、飽き飽きとしていたというのが実際でしたけれど…。

やっと解放されて、昼食後に行われたのが、横須賀港の軍港クルーズです。

これは、マニアはいざ知らず、私など普通のおばあちゃんは、凡そ経験することのないコースでしたよ。

横須賀港に存在する、アメリカ海軍基地や海自の基地、潜水艦やイージス艦、訓練に使われる信管を抜いた機雷等々…

上の写真は、任務から帰港したイージス艦です。前面に2つ並んでいる亀の甲羅のようなプレートは、高性能のレーダーでこれが捉えた200を超える標的を、同時に10発以上発射できる砲弾で爆撃することができるそうです。

信管を抜いた訓練用機雷。機雷は、振動や音や電気に反応して爆発するとのことでした。

ここは、日本とアメリカの混在する防衛の要衝地なのだと、最近の地政学的状況を改めて考えさせられる思いがしました。

と、言いながら…。

海軍カレー中辛2パック入り1箱と、海軍カレー味の揚げ煎餅をお土産に買った私です…💦

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