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今日は台風で塾がお休みだったので、YouTubeを見ていたら、とても面白いチャンネルを発見しました。
勿論、もう既に知っているという方も多いと思いますが、私は偶然というかビッグデータによるA.I.のリコメンドのおかげで、この興味あるトピックに出会ったというわけです。
フムフムと楽しみながら、このチャンネルは一体何なんだ?と思ったら、PIVOTというビジネス映像メディアの公式チャンネルだったのです。
PIVOT公式チャンネルと言って、ビジネス、経済、投資、教育と言った分野を軸に、各分野のトップランナーを招いてインタビューや対談などを行なうチャンネルでした。
で、私は偶々「BODY SKILL SET」というセクションのトピックに出会ったという訳だったんです。
第1話は【痩せる理由は腸内細菌にあり】第2話は【腸の研究者が教える腸内環境を整える食事】という題のトピックでした。
腸内環境によって、疲労や肌荒ればかりでなく痩せやすい身体になったり、メンタルにさえ影響を及ぼすという内容を、成田修造と国山ハセンが聞き手となって、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 ヘルス・メディカル微生物研究センター長という長ったらしい役職名の國澤純先生という専門家の方から、本当にためになる面白い話を話を聞くというチャンネルだったのです。フ〜💦
第1話は、夏に向けて「痩せ菌」についての話でした(これ1ヶ月前の放送で、既に50万再生されたものです)。情報弱者の私…💦
痩せるために必要な短鎖脂肪酸(これってよく聞きますよね)を作るためには、酪酸菌が必要だってことはみなさんよく知ってると思いますし、もう既にサプリメントを取っている人もいるかもしれません。
でもね、酪酸菌は第3走者として働くのですよ。
先ず第1走者として腸内に運ばれた食物を納豆菌や糖化菌が糖に変え、第2走者であるビフィズス菌や乳酸菌が乳酸や酢酸を作り、然るのちに酪酸菌がそれらを使って酪酸を作り、短鎖脂肪酸へと変わるので、第2走者に当たるビフィズス菌がないと、糖の段階で吸収されてしまうので太ってしまうんだそうです…💦
へ〜って感じでした。この所ヨーグルトあまり取っていなかったから、食べよう!って思いましたね。
第2話では、食べた物で性格までが変わるという話でしたが、食べた物というより食事の嗜好によって変わる腸内環境の影響というのが真相でした。
脳腸相関という言葉が出てきたように、脳(メンタル)が消化器に与える影響については知られていますが、実は実験によって、腸内細菌が性格へ影響を及ぼすという結果も出ているということだっのです。
全く同じ遺伝子をもつラットの中にも、性格的に臆病なものと、活発なものがいるのだそうですが、活発なラットの便を臆病なラットに移植(腸内細菌を移植)すると、活発な性格になって、高所から跳び降りることが出来るようになるんだそうです!腸内細菌の影響すごい‼️
尤も先生によると、生物の進化の過程では腸の方が脳より先に出来た大切な器官なんだそうですよ。うーむ、そう言われれば確かにそうかも…。
その先生が言うには、セロトニンやギャバについても、脳内で作られるだけでなく腸内で作られる量が非常に多いのだそうです。
免疫の問題については、免疫の要である腸内環境を整えることが大切であると同時に、腸壁が弱った状態であるリーキーガット症候群による免疫細胞の暴走を抑えるためにも、腸内細菌の働きを食事で整える必要があるとのことでした。
また、腸活のために取る納豆や味噌やキムチについては、発酵を進ませないように殺菌された物が多いので注意が必要であるとか、どのような食べ方をしたら良いかとか…。
そもそも、腸内細菌がしっかりと働けるように、また必要な菌がないという時などにはポストバイオティクスという観点からサプリメントを利用するということも有りということなど、とても有用な情報が分かりやすく面白く話されていたのです。
興味のある方は、この番組を是非見て下さい!
本当に面白くてすぐ役に立つ内容でしたよ。この先生の「9000人を調べて分かった腸のすごい世界」って本、早速 Amazonでポチりました。
PIVOT公式チャンネルは、その他にも経済や投資のトピックとか、教育などのトピックがあって、どれも興味深い内容ばかりでしたので、暫くは退屈しないかなと思っています。
最近のテレビは、本当につまらないものばかりなので、そんな物を見るくらいならこういう番組を見たほうが良いなと思いますよ☝️