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家も生活もタイトにするにあたり、気持ちの切り替えを図るためにいくつかの本を読んだのですが、私の気持ちにピッタリしたのはドミニック・ローホーの本でした。最初に読んだ「シンプルに生きるー変哲のないものに喜びを見つけ、味わう」は、当時の私の状況に前向きな肯定感を与えてくれるものでした。
今でこそ世間が、持ちすぎと終わりのない拡大への欲求に対して疲れと疑問を呈していますが、当時はまだ、縮小は敗北であり認めたくないものであるという認識だったと思います。
そんな中で、フランス人の彼女の我が道を行く価値観と美意識は、ともすると敗北感と無力感に襲われそうになった、当時の私の歪んだ価値観に優しく喝を与えてくれたのです。スペースの関係上、読み終わった本は、その情報や価値の良し悪しの基準に達しないものは、即ブックオフで売っていますが、この3冊は、今も時々手にとって読み返しています。