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地球が生まれたのは46億年前、アフリカに私たちのご先祖様が2本足で立ったのは20万年前だそうです。よく言われているのは、地球の歴史をカレンダーに例えると人類の発生は12月31日の午後11時37分だとのことで、あと23分で新年を迎えるといった時間なんだそうですよ。
ですから百寿者の増えた今日とはいえ、私たち個人の寿命は、30何巻かある平凡社の大百科辞典に例えれば、百歳を超えた人でも1行?あるいは10数文字にしか満たない長さなのかもしれません。
私たちは自分たちの人生を普段の時は年単位で考えていますが、その人生という物の長さは悠久の時に比べれば、誰もが数文字ほどの長さしかない物なのかもしれません。
人はその人生を考える時、立派なことを成したいとか幸せな時を過ごしたいと思いますが、その人生を表す数文字や10数文字が、必ずしも輝かしい文字である必要はないのではないかと思います。句読点や余白だって良いじゃないですか…。
周囲の人たちにその人の命あることが輝きであること。周りにそのような人がいなかったとしても、与えられた自分の時を生き切ること。これこそが、最も価値のある事なんじゃないでしょうか。
今、光を消そうと吹き寄せる風の前に、壁のように立ちはだかっている人たちもまた、大切な自分たちの時を生きているのだと思います。
お互いに頑張りましょうよ!