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5日ほど前のニュースで、docomo Open House’24という展示イベントの事が報道されていました。
6分野で31の展示がある中に、他人と味覚を共有する技術が展示されているというものでした。他人と味覚を共有…?と思って見ていると、伝えたい味を分析して数値化すると共に、相手の味の感じ方をデータ化して、docomoの人間拡張基盤を使って人間の五感を通信で送る技術を開発しているというのです。このデータを明治大学の研究室が開発した「味覚調合装置」に高速で送り、事前アンケートの質問項目を踏まえた個人に最適化された味覚を調整して理解出来るようにするというものでした。
分かりやすく言うと、お母さんの作ったトマトスープの味が子供にとっては酸っぱすぎると感じていたとしても、どれほど酸っぱいと感じるのかは子供の言葉では伝えにくいですよね。
ところが今回の展示では、事前アンケートで得られた子供の味覚志向をデータ化して、docomoの高速通信で「味覚調合装置」に送り、この装置が「子供の感じたトマトスープの味」を再現した液体を調合して、お母さんに味わってもらうというものです。
いやぁ、我々の時代は「大人は分かってくれない!」なんていうのが合言葉みたいでしたよね…。
でもね、そのうちに味覚だけでなく、心の内面までが丸裸にされて共有されるような時代が訪れるかもしれないんですよ…💦
それって、どう思いますか?
「大人は分かってくれない!」なんて文句言っていられる方が、ある意味安心できる世界だって言えるんじゃないでしょうか…。
でも興味のある方は、オンライン展示は2月29日まで見られるそうですよ!