人間万事塞翁が馬

生活の知恵
にほんブログ村 ライフふスはタイルブログ 暮らし上手へ
にほんブログ村読む時はこのブログ村をポチってね!

土曜日の夕方、デパ地下でお魚を見ていたら、「先生!」って声をかけられて振り返ると、パッチリした目の可愛い女子高生がいました。

「ん?」と思い巡らしていると、「〇〇です。覚えてますか?」とのこと…。

「えー😳!すっかり大きくなって美人になって❣️分からなかったわよ😳」

そうなんです。4年生の時から中学1年の時まで、国語と算数を見ていた生徒さんだったのです。

慶應横浜初等部に通っていた彼女は、非常に優れた文章力と表現力を持っていたのですが、時間の管理が苦手で、常に作業の詰めに追われていることが多く、様々な時間を守ることに苦戦していました。

そんなことから、学校の宿題や課題の時間管理だけでなく、日常生活の時間も管理できるようにと、学習面だけでなく色々な課題を口うるさく与えていたものでした。

それでも、とても可愛い性格の彼女は、塾近くの美味しいパン屋さんに私を連れて行っては、自分が大好きだというパンを私にも食べてと勧めたり、私が出てくるのを待って、ほんの10mほどの距離を一緒に帰り、別れ際には何度も振り返って手を振っていたものでした。

そんな彼女でしたが、湘南藤沢の中等部に進むと、入部した弓道部の練習などで時間が取れず、中等部1年2学期の時点で退会したのでした。

初等部時代の印象でストップしていた彼女が、背も伸びてすっかり可愛い女子高生となって目の前に立っていたのです。年頃の女の子ってチューリップの花みたいだなぁ…と思いました。

チューリップってね。球根から芽を出しても、先に成長した葉の間に隠れて小さな蕾の時期が長く、やっと色づいてきたと思うと、いつの間にかスルスルっと茎を伸ばして可愛い花を開かせるんですよ🌷

「先生と同じ苗字の先輩がいるんですけど、親戚かな…と思ってました」とか、「高等部になって今度のクラスには、苦手な男子が一杯なんですよ…💦」などなど、少しも変わらない彼女がいたのです。

パン屋さんでの思い出を話すと、「私も、フードショウで極プリンを見ると、先生のこと思い出してたんですよ❣️」などと思い出を共有した立ち話をして別れました。

帰路の車内、心の底からほのぼのと温かいものが湧き上がり、知らず知らずに笑顔が浮かんできました。

思えば離婚した当初は、どうやって1人で生きていけるのか…、どうやって収入を得て生きていけるのか…と不安に苛まれたものでした。

私たちの世代は、夫が働き妻は家庭を守るという生活がスタンダードでしたから、養ってもらうのが普通で、経済的に自立している女性というのはごく特別な存在だったからです。

でもね、もし私が離婚することなく婚家に居続けたとしたら、心の通じ合わない嫁ぎ先の人たちに囲まれて、何事も好意ではなく曲解され続ける不満から浪費で心を慰める日々が続いているのではないかな…と思ったんですよ🤔

自立する必要性がなければ、おそらく私はこのような自分の可能性に気付くことなく老いていくのだと思いましたね。

真に人生はあざなえる縄の如しです。

無論、これからの人生は不安定であり、不安は尽きません。しかし、人間万事塞翁が馬と思い、日々の不足を思うのではなく享受できた幸せに目を向けて生きていこうと思った次第です😊

タイトルとURLをコピーしました