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私のブログを読んでくれている、美容師の方からLINEが届きました。
彼女は、ブログに取り上げられていたヴィクトール・フランクルの著作を購入し、まさに読んでいる時、NHKの番組「読む心の時代」を視聴したとのことで、心に深く感じるものがあったとLINEを送ってくれたのです。
私は、彼女が教えてくれた情報を元にYouTubeを見ました。
そこには、本でしか知らなかったフランクルの人生や、フランクル本人の話す姿が映されていたのです。
活字では知っていたフランクルの様々な考えや出来事が、彼本人の口から言葉として述べられるのを聞くことは、その深さが全く違っていたのです!
書物から読み取るということは、その意味理解が、読者のフィルターを通してなされる物だということを実感した瞬間でした…。
インタビューに答え、熱を込めて語る姿は、死の恐怖を乗り越え悟り切った高名な精神科医の姿ではなく、今も生き生きと生きる意味を問い続け、意味を見失った人々に語りかける、若々しい精神の姿そのものだったからです。
「百聞は一見に如かず」とはこの事だと思いましたよ。
著作を何度も読み返し、自分自身の人生に落とし込んだつもりでいても、それは「百聞」に過ぎないものなんだとね…。
「一見」に触れる事を可能にした、素晴らしい情報をもたらしてくれた彼女に感謝すると共に、情報化時代の今だからこその幸福をつくづくと感じました。
興味のある方は、NHK「読む心の時代」で検索して見てください。
NHKオンデマンドでも、YouTubeでもみる事ができますよ。(これは、彼女からの情報です)