にほんブログ村 読む時はこのブログ村をポチってね!
事務局長の仕事も慣れてきたときに、コロナが流行りだして国内・国際の学会開催が危ぶまれてきました。
その前後から、マンネリ化してきた学会運営事務に、私はこのままでいいのかと考え始めてきたのです。そこで、再び新しい仕事を探し始めました。
確かに、手馴れている事務業務は楽ですし、1年間の仕事の流れもルーティーンとなるように構築してきましたが、なにか物足りない気がしてきたのです。このままいつまでもやっていたら、ボンヤリしてしまうのではないかと…。
そこでまたまた、新しい場所の開拓に乗り出しました。
そして現在の、塾の講師の仕事に巡り合ったのです。中学受験をする予定の孫のためにも、情報の最前線にいたいという希望もありました。
ここでは日々試されることばかりで、実に大変な仕事であると実感していますが、反面、多くの子供たちと触れ合うことでエネルギーや意欲をもらっています。
いやはや、昨今の中学受験は親も子も大変な試練だと思います。
でもこの体験を、強いられて嫌々させられた辛い学習の記憶として、そして入試を最終地点としてしまっては、この先に続くもっとハードかも知れない人生の障害レースを乗り越えていけないのではないでしょうか?
合格にせよ不合格にせよ、それは通過地点にすぎないと思います。結果が人生を左右するものではないと信じて、親も子も受け止めることが出来たらその受験体験は成功だったと言えるのでは…。
受かるための学習能力ではなく、長い人生を生き抜くための学ぶ楽しさを身に付けて欲しいなと思っている私は、受験塾向きではないのかもしれませんね。