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あばれる君って知ってますか?
どのチャンネルかは覚えていないのですが、アイアム冒険少年という番組で、手持ちの道具やら海岸で拾ったものを使って、工夫を重ねて無人島から脱出するという企画を何度か見ました。
勿論、やらせであるとか製作上の手助けや工夫があるとは思うのですが、半分くらいは出演者の努力や工夫もあるのではないかなと思って見ていました。
なんで今日こんなことを思い出したかというと、私たち自身も人生の中で何かをやってみようとする時、必ずしもその目的にピッタリと叶う道具やら状況が揃っている時ばかりはないですよね。
でもそんな時でも、この道具やこの状況はこんな時こうだったから、今はこれとこれをこんなふうに組み合わせたら、こういう結果になるんじゃないかな?といった推論を立てて、実際にやってみることをする人と、そうでない人とがいるということを考えたからなんです。
きちんと筋道だった人生を歩んできて大過なく過ごし、この先もその道が続くように見える見晴らしの良い人生の途上にある人もいれば、この先の見通しも立たない五里霧中の人生に投げ出されたばかりの人だっていると思います。
実際に、この元日の大震災の被災者の方の中には、まだまだ心の立ち直りも出来ない方々が多いのではないでしょうか…。
でも…、少しでも今一度立ち上がる気持ちが取り戻せたならば、今あるものや状況を組み合わせてみて、こんな風になるんじゃないか…、こんなことが出来るんじゃないか…といった推論を立てて、トライアンドエラーを試みてください。きっと、今までになかった素晴らしいものや制度を導き出すことが出来ると信じています。
もうすぐ、受験本番を迎える生徒が「落ちたらどうしよう…。立ち直れないかもしれない」と言うので、「そんなことじゃ、この先の人生乗り越えていけないよ。何があったって全ては良い方に行くんだからねっ」と言っていますが、これは本当のことだと思います。
手持ちの道具と許された状況で、自分なりの推論を展開して道を探ることの出来る人間は、必ず迷路を抜けて自分の人生を切り開いていくことが出来ると実感していますからね…。